大腸の病気の種類を紹介、原因と症状も

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大腸の病気は様々あります。多くの方が悩む、主な病気を紹介します。もしかしたら聞いたことがある病名があるかもしれませんね。

大腸ポリポーシズ(腺腫症)

大腸に無数にできるポリープです。

まるでじゅうたんをしきつめたように大腸の粘膜にポリープができます。

最近では、胃や十二指腸にもできることがわかり、家族性消化管ポリポーシスともよばれ、

粘血便と下痢の症状がみられます。

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潰瘍性大腸炎

初期症状は、だいたい赤黒い血液に粘液とうみがまじった粘血便がかくにんできます。

粘膜がただれてびらんや潰瘍をつくる、大腸の粘膜の病気です。

それは範囲がひどいほど重症で、粘血下痢便や、発熱、腹痛などがおこったりします。

厚生省が難治性病気とした特定疾患で、どちらかというと若い女性にみられます。

原因はよくわかっていないので、根本的な治療はみつかっておらず、内科的(原則的)に治療していきます。

この病気は、よくなったり悪くなったりをくりかえすので、なかなか治癒しませんが、薬物療法でコントロールしながら、医師と相談しできるだけストレスを減らします。

内科的治療の限界を超えた重症例では、時期を選び、外科的治療が必要な場合があります。

クローン病

クローン病は原因のわからない難病です。

消化管(口から肛門まで)におこる病気で、おもに、小腸か大腸(また両方に)に深い潰瘍をつくり、ときには腸壁をつらぬき周りの臓器におよぶこともあります。

10〜20代の男性に多く、成人男性にもやや多めです。

クローン病の治療は、症状をおさえる対症療法です。

腸管ベーチェット病

まず、ベーチェット病とは、口腔粘膜のアフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚、眼の症状にくりかえしおこる全身性炎症性疾患です。

腸管ベーチェット病とは、大腸と小腸のつなぎめの回盲部に潰瘍ができ、原因はわかっていません。

症状は、初期は口腔内にできる浅い潰瘍から、お腹がはったり、下痢や便秘をしたり、腹痛や下血、穿孔といって腸管の潰瘍が外側にやぶれるひどい痛みがおき、緊急手術を必要とすることもあります。

腸結核

腸粘膜が結核菌におかされ、腸壁に結核結節をつくり、大きくなるとそこに潰瘍ができ、病気がすすむと腸管狭窄をつくり内腔がせまくなって、消化物がとおりにくくなり腹痛や下痢をおこしてしまいます。

回盲部から上行結腸に、または、直腸や肛門におおくみられる。

腸結核は、肺の結核菌がたんとともに消化管に飲み下され、腸粘膜に二次的に感染したものがほとんどです。

胃腸神経症

胃腸神経症とは、いろいろな一定しない腹痛や下痢などの腹部症状が慢性的に続いているけれど、レントゲン検査、そして内視鏡検査をくりかえしてみても病気がみつからない状態のことをいいます。

症状は、食欲不振、げっぷ、胸やけ、悪心、嘔吐、腹部膨満感、重圧感、程度はいろいろの腹痛、下痢や便秘、疲れやすい、頭重感全身の倦怠感、胸部圧迫感、心悸亢進、胸苦しさ、月経時の腰痛などです。

対人回避、不安、焦燥感、絶望感、不眠などの精神的な症状があれば、うつによる胃腸機能の異常の可能性もあります。

治療は、自律神経の調節をコントロールしていくことなどになっていきます。

過敏性大腸炎

大腸の運動機能がたかまり、下痢、便秘、または下痢と便秘をくりかえしたり、便通の異常があります。

最近では、小腸などの消化管全体の運動機能もたかまっていることがわかり、

過敏性腸症候群といわれるようになった治りにくい難病です。

過敏性腸症候群

なぜ、腸の運動機能が異常にたかまってしまうのかは、よくわかっていませんが、不安神経症やうつになりやすい

神経質なひとにおおい、現代病で最近ふえてきています。

過敏性腸症候群の治療は、日常生活の指導、精神療法、薬物療法をうけていきます。

虫垂炎

虫垂は回盲部の先にある小指くらいの太さで、6〜8センチの長さの管で、そこの部分が炎症するのが 虫垂炎です。

はじめにむかつきを感じるひとや、上腹部の不快感、みぞおちの痛み、吐きけ、食欲不振、下痢などの前症状が、 数時間〜数日にわたって、急に下腹部痛、または全腹部痛などがはじまり、だんだん右下腹部にかぎられた腹痛がおこります。

体温が37度台にあがり、右下腹部にかぎられた圧痛があるといわれています。

急性腸炎

急激に下腹部痛があり、下痢をする腸の病気です。

はじめはしくしくするくらいから、やがてぐさっとさしこむような強い痛みになったりします。

原因となる最近は、赤痢やコレラ、サルモネラ菌、ブドウ球菌、腸炎ビブリオなど、小児にみられるロタウィルス、アデノウィルス、感冒ウィルス、または、暴飲暴食で消化不良、寝冷えなどでなったりします。

治療は、少量の水分はよいですが、1日絶食で腸をやすめるため、食べないことです。

それでもよくならない場合は、抗生物質をのみます。

感冒性腸炎

感冒(かぜ)をおこすウィルスが腸に感染し、腸炎をおこして下痢をします。

いっしょに胃もやられ、吐き気や嘔吐もあれば、感冒性胃腸炎です。

下痢がひどく脱水症状がでた場合には、入院して天敵をすることもあります。

下痢が2〜3日つづいたら、ウィルス性か細菌性か医師にみてもらいましょう。

薬物性腸炎

治療のためのんだ抗生物質の副作用で、大腸炎になることがあります。

ひとつは急性出血性大腸炎、ひとつは偽膜性大腸炎です。

急性出血性大腸炎は原因となる抗生物質の服用をやめるだけで、すみやかに治る場合がおおいです。

もとの病気をなおすときは、腸炎をおこさないようなくすりにすると治ります。

偽膜性大腸炎は、クロストリジウム菌に効く薬をつかいます。

MRSA腸炎

メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)による細菌感染で、メチシリン以外にもペニシリン系、抗生物質セフェム系にも耐性をもっていて抗生物質がきかず、術後や体力が落ちている人ははげしい脱水症状、電解質異常、循環障害をひきおこして、肺炎や腹膜炎などを併発して敗血症になり、短期間に死にいたる危険も高い病気です。

虚血性腸炎

腸間膜動脈の血流の減少、腸管壁内の循環障害などによりおこる血行障害で、血管の流れが急に悪くなり、大腸に炎症をおこす病気です。

治療は、絶食して腸を安静にし、入院をして点滴が必要です。

重症で急性腸管不全などの場合には、壊死した腸管をきりとり、血栓をとりのぞく手術をうけることもあります。

感染性腸炎

感染性腸炎をひきおこす原因となる病原体は、細菌ウィルス、寄生虫などいろいろです。

細菌性のものでは、腸炎ビブリオやサルモネラ、カンピロバクター、病原性大腸菌などがあります。

ウィルス性のものでは、ノロウィルス、ロタウィルス、腸管アデノウィルスなどがあります。

寄生虫では、アメーバ、クリプトスポリジウム、ランブル鞭毛虫(べんもうちゅう)などがあります。

夏期は、腸管出血性大腸菌や腸炎ビブリオなどによる食中毒があり、冬期には、ウィルス性の胃腸炎が多いです。

大腸憩室症

大腸憩室症とは、腸の粘膜が腸管の外に向かって小さな袋状にとびだしたものです。内視鏡でみるとくぼんでいるようにみえます。大腸憩室症は、無症状なら治療の必要はありません。

日常生活では、繊維成分が多い食事の摂取と、糖分の少ない食事をとり、便秘をふせぎ便通のコントロールをおこなうことが大切です。

穿孔をともなう場合は、手術が必要です。

腸閉塞(イレウス)

腸閉塞とは、腸がつまり、たべものや消化液が通り抜けられなくなってしまった状態をいいます。

つまった部分より上の腸がふくれて、おなか全体がふくれて、吐き気や嘔吐がおこります。

大腸の腸閉塞は、単純性と複雑性にわけられ、多くは単純性で、

がんが大きくなり腸の内側をふさいでしまったり、

クローン病、結核などの炎症性疾患や、いろいろな理由により腸が圧迫されてせまくなったことでおこるのです。

その場合は、手術が必要になります。

消化管ガス症候群

消化管にガスが異常にたまり、げっぷやおならがたくさんでて、ときには腹痛となります。

ガスのほとんどは、飲食時に飲み込んだ空気です。

そこに、腸内細菌の発酵によるガスなども発生し、くわわります。

ガスがたまる部分に、重圧かんや違和感や痛みを感じることもあります。

早食い、すすりのみ、がぶのみなどの原因から、空気をのみこんでしまうので、 ゆっくりと食事をしましょう。

ガスの発生しやすい発泡性飲料、いも、糖質、まめ類などの食品をさけること。

排便が正常であれば、気にすることはありません。

はい、このように病気も様々あります。大腸は大事な器官ですのでこれらの病気にならないよう、予防や早期発見を心がけましょう。

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